東京SURVIVEgirl

東京都在住20代。洋楽・海外エンタメ・ゴシップの話題と都会の日々をSURVIVEする超パーソナルな記録。

都内一人暮らし20代、新型コロナに感染しました。②陽性判明に至るまで・濃厚接触者のこと

 

こんにちは!

TOMOです。

前回は、コロナが発症した際のことをお話ししました。

tokyosurvivegirl.hatenablog.com

 

今回は、検査後のことをお話ししていきます。

 

私がこの感染症をなぜ細かく書き留めたいかと言うと、前回も記述したようにコロナに感染した側になったことで感じたことがあったのがひとつ。また、日に日に感染が広がる中、誰が感染して発症してもおかしくない世の中で、1人の経験談として誰かが目を通して、誰かの参考になったり、共感して少しでも助けになればなと思ったからです。

 

現在、発症して9日目。2日間のみ高熱、その後味覚障害・嗅覚障害(・たまに頭痛・疲労感)がある状態のいわゆる軽症者自宅療養中です。

 

陽性判明まで

2021年1月6日〜1月8日

正直この期間とっても疲れました。陽性判明後も、もう一回疲れたんだけど携帯オフにして休みたかった。

・濃厚接触者となる友達に検査したことを連絡

・両親からの連絡

・職場の上司、同僚からの連絡

常にLINEが止まらないんですよね。それに全員同じような会話が同時進行で進むので疲れるのなんの…でも大切な話だし社会人なので断つわけにはいかない。ここで私的に良かったと思う点とちょっとストレスになった点をシェア。

○ポジティブな言葉が救いに

今の職場で本当に良かったと思えた瞬間です。上司には常に状況を報告していたのですが、その度に、「今日の体調はどう?」と体調確認と、「今日も【他部署】で感染者が出て、もう珍しくもなんともないから気にしないで」「職場は大丈夫だからゆっくり療養して」と職場に穴を開けたことで私が気落ちすることがないよう配慮した言葉をくれました。同僚も同様の言葉をくれました。

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上司との実際の会話

コロナに感染することが『誰にでも起こり得ること』という言葉が地味に救われた。感染したからには、そう至る理由があると、「遊んでいたからだ」「どこか行ってたからだ」と感染者の方に対してマイナスなイメージがどうしても持たれる場合があるし、もちろん自分の行動を振り返り「あの時のかな…」なんて後悔したりしてしまう。そんな負の感情にそっと手を差し伸べる言葉が私をポジティブにしてくれました。

○食糧の配慮が嬉しかった

一人暮らしで、そもそも食糧を貯蓄していなかったので、自宅療養で約2週間家に引きこもりという状態を私以上に心配してくれた人がいて良かった。

検査をしたと各自連絡した翌日に、父親からは即席ご飯がネットスーパーで届き、年末年始を共にした友人も仕事終わりに自宅の玄関前に大量の食料をお見舞いしてくれました。職場の人も、「必要なものがあれば寄るから言って!」と連絡がきて、こうして助けてくれる人が周りにいて良かったと思いました。

もし周りに感染者が出て自宅療養となったら、食糧を支援してあげてください。軽症だったら特に、食欲も1週間程で戻ります。食糧は多くて困ることはないです!

 

×「検査結果でた?」がストレスだった

私の場合、検査をしてから結果が出るまで丸3日かかったので、症状は限りなくコロナなのに感染したと言い切れないのがモヤモヤしました。検査結果が早く欲しかったのは私だけじゃありません。職場も感染者が出た場合の対応をしなきゃいけないし、発症日の前日に会った友達も私が感染したと分からない限り濃厚接触者になれない。それは言われなくても私も想像がつくし、分かってる。検査結果が出たら即連絡するに決まってるのに、ちょいちょい聞かれるのが圧でストレスでした。

×「どうかコロナでありませんように」は苦痛だった

もちろん色んな人に言われたんだけど、これ実際皆が思うことだし間違ってはいないです。

「どうかコロナでありませんように」

ただ、この言葉に私が感じたのは純粋に私に対する願いだけじゃなく、言った側の願いも込められているように感じて苦しかった。職場にも友達にも迷惑がかかる、周りが感染してないか不安になる、自分が関わった全ての人に広がる世界がモクモクと頭の中で広がって尽きないと一気に罪悪感に苛まれる。

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だけじゃなく、実際熱が出て、味も匂いも分からない状態なのに「ただの風邪でありますように」なんて言われると自分の症状や辛かった経験がまるで何もなかったことのような扱いをされた気がしました。考えすぎなのかもしれないけど、やっぱり感染して不安もあるし心細い状態ですから、できる限り現実的でポジティブな言葉が必要でした。

 

陽性判明時

保健所からの電話

2021年1月9日

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昼ごろにようやく病院から検査結果の電話があり、陽性であったと通達。後ほど保健所から連絡がきますとのこと。即座に再び先日連絡した人々に報告。

あれこれ連絡で忙しい中、夕方に保健所から電話がかかってきます。内容は、発症日の確認、症状の確認、濃厚接触者の有無といった感じ。私の場合、軽症だと判断されたので15日までの自宅療養に。

発熱であったり特に激しい症状がなければ、発症日から10日後であれば普通の生活に戻っていいそうで、再び検査を受ける必要はないとのことです。また、自宅療養中は毎日保健所より体調確認の電話があります。何か体調に異変があった時の為の電話番号も伝えられました。

 

 

 

濃厚接触

なんで病人なのにこんなに連絡に追われなきゃいけないのか。これで高熱が続いていたり、症状が重い方はかなりの負担でしょう。

はいそこで次の壁は濃厚接触です!はいこれまた心労。

 

ここで濃厚接触の枠組みがあんまり理解しがたいんですが、

・感染者とマスクなし、1メートル以内で15分以上の接触があった者

・感染者が発症した2日前から上記の接触があった者

渡航とか関係なく一般的に生活してるならこんな感じ。

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つまり、コロナの潜伏期間は最大14日程と言われているのに、ざっくり言うとたった2日前に接触した人しか感染の可能性があるとされないんです。

それなので、勤務中は常にマスクをしていて食事休憩も一人だったので職場での濃厚接触者はゼロ。(これもどうかと思うけど)

 

そして濃厚接触者になるとどうなるかというと、

大体の流れは

・保健所から陽性者の濃厚接触者であると電話がくる

・(PCR検査を受ける)

・濃厚接触日から14日間の行動の自粛と健康観察

PCR検査の検査が陰性であっても外出自粛、健康観察

ほぼコロナ軽症者と同じような扱いになるってことです。

職場も行けません。公共交通機関も使ってはいけません。

 

上記のように、濃厚接触者だと判明すると行動が制限され、その人の生活にも影響が大きく出るわけですね。ここで感染者の私には、その人達を保健所に伝えるかどうか大きな選択に直面するわけです。

 

そこで起きてもおかしくないのは濃厚接触者トラブル

私の例でも長くなってしまったので、次の記事で書こうと思います。

今回はここまでです。

 

 

まとめ

今回のまとめは、 

・検査結果は焦らず待つ

・どんな体調であれ感染後の連絡が大変

・自宅療養者は十分な食糧の確保を

・ポジティブな言葉で前向きに

・濃厚接触者の流れを理解する

 

私は仕送りやお見舞いを貰えたけれど、誰も頼る人がいない人もいると思います。動けなくなってからじゃ遅い。もしもの時の為に、避難グッツ同様に食糧を貯蓄するのも一つの手かなと思いました。でもまずは感染しないこと!させないこと!

 

 

TOMO